Q-LETTER

故小倉昌男の「経営学」

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 宅急便の代名詞のようなクロネコヤマトの宅急便のシステムを作り上げたヤマト運輸会長小倉昌男の著書『経営学』(日経BP社刊)に「とても事業として成り立つとは思えなかった宅急便、無謀ともいえた郵便小包への挑戦が挫折することなく伸長している」と記す著者の貴重な経験を通して書かれた経営の条件は説得力がある。  いくつかを上げてみる
  • 時代の風を読む
  • 戦略的経営
  • 行政に頼るな
  • 明るい性格
など。  氏は10の条件を挙げているが、目新しいことでなくあたりまえのことではないかと思う。  当たり前が当たり前でなくなっている日本の現状がむしろ問題のように思われる。 いつのまにか、日本の国も大きな会社も、 前例にこだわり、内に閉じこもり、今を満足して過ごそうとしている。  そのような情勢の中で、危機的状況に放り込まれたヤマト運輸は、その危機をバネとして、新しい事業に取り組んだ。  著者は自身を持って、 ピンチの時こそチャンスがあると書いている。 大部ではなく、読みやすいので関心のある方に、一読をお勧めしたい本である。
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