Q-LETTER

アイデンティティ(自分の存在証明)

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ノールウェイ、デンマーク、フィンランドの人達が集まって話をしている所で、 「どの国の言葉で話しているのか」と聞くと、「自分の国の言葉で」と答えてくれた。 日本でいえば方言のようなものだと理解した。同じことが、ポルトガル語とスペイン語でもあるし、広い中国では、大変な方言の数がある スペイン語や英語、中国語などは大きな言語圏を持っている。 そんな国々の若者達は国籍にこだわらず世界にチャンスを得られる機会を求めている。 スイスの博士課程の学生が日本に遊びに来た。彼はスイスでは大学まで学費はタダなのに、卒業後、自分を生かせる企業が無いので、アメリカか北欧で就職すると言う。 大体欧州の人たちは何ヶ国語か話す人が多いし、日常でも外国人と接することが普通である。そんな環境からか、国外に出ることに日本人ほど身構えることは元から無いようである。 何人かの欧州の若者達と接して一様に感じるのは、日本の同年輩の若者よりしっかりと自分を持ち独立していて、しかも愛国心は強いということである。 日本人も国外に出れば愛国的になるといわれているが、彼らが持つものと違う。小さいときから自分のアイデンティティーを求め、持たざるを得ないからだろう。 自分がどこの国の人間かを意識せざるを得ない、という事は、アイデンティティーが無いと自分が存在しないという事と同じであるから。 もっとも、日本人はそんな環境でないし、外国語が堪能でもないから日本にいるので、若し堪能なら、優秀な若者たちは全部出て行ってしまうだろうと言っている評論家がいたが・・・
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